昨年度受賞アイデア


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~日本の未来のためにあなたにしかできない人助けがある~
山陽女子高等学校 
山陽女子高等学校JRC部

1 アイデアの概要・コンセプト
深刻な血液不足は確実なものなので、その状況を回避するための対策として今から献血推進活動をする必要がある。南海トラフ巨大地震も確実に来るといわれているので、10・20代代を中心に「共助の心」を育てて行く。高校・大学に「善意でつなぐ絆のリレー」を実行し、「献血で日本の未来を創る」という理念のもとに岡山の高校生・大学生が一つになっての社会貢献ができるようにする。

 

2 アイデアの着想点・提案理由・提案の背景
ニュースや新聞で、以下のような現状を知って、何をすべきかと考えました。


・輸血量が減ってきており、このままいくと10年後には国内で100万人分の血液不足になるかもしれない。
・血液は高齢者に多く必要で、輸血の85%を50歳以上が使用することになる。
・高齢化による必要量が増加しているので、若者の人口減と献血率低下は身近な人の死活問題にもなる。
・10代の献血率はここ10年で10%から6%に下がってきている。かなり深刻である。
・血液製剤の有効期間は、赤血球が21日間、血小板は、たった4日間で、長期間保存することができないので多くの人の協力が必要になる。
・また、短期間に何度も献血できない。400mL全血献血をした場合、次に400mL全血献血をできるのは、男性では12週間後(約3ヶ月後)、女性では16週間後(約4ヶ月後)になる。
・雨の日や、年末年始も含む冬季、ゴールデンウィーク期間などは献血の数がガクンと落ち込むので、安定的に血液を供給するためには、一人ひとりの方に継続的に献血に協力していただくことがとても大切になる。

 

3 提案する具体的な事業内容
1.十字の献血推進のためのチラシを高校生の目線で若者に訴えかけるものを作成させてもらう。困難な道かも知れないが、一人ひとりの心情に訴えかけるようなチラシを作り、高校生の意識改革につなげていく。先を見越して、報酬で動かない人、「内的モチベーション」で動ける人の育成を目指す。アンダーマイニング現象に陥らないように意識していく。
→献血問題の啓発活動を行い、一人ひとりの身近で深刻な問題であることを認識してもらう。


2.作成したチラシを高校のJRC部または、生徒会を通じて学校への全校生徒配布のお願いに行く。
(山陽女子高校で行きます)TVや新聞のメディアの方々にも協力していただく。
→献血問題の啓発活動と高校生の献血率アップを目指す。
また、「献血の日」(献血車両を呼ぶ日を学校ごとに設定してもらう。)

3.行して「絆のリレー」として山陽女子からスタートし、体験レポートを県下の各校のJRC部に順番に作成してもらい、「赤十字社のブログ」にアップする。(許可済み)
→ターゲットを明確にし、不特定多数の方々に呼びかけるよりも効率的に意識的に献血に行ってもらう。(献血者アップ)


4.「絆のリレー」として大学生にも協力を仰ぎ、県内の大学にチラシ配布と献血の日を大学ごとに設定してもらう。 
→主に学際の日に献血車両を予約していただく。理想は、年間を通じてまんべんなくできることが望ましい。


5.献血推進活動を軌道に乗せ、8月の全国総合文化祭のボランティア部門で全国へモデル活動として発表し、推進活動を全国展開にして行く。

 

6.献血に5回以上来た学生には「オリジナルボランティア証明書」を発行する。
→こちらは、献血がやりたくても出来ない人もいるし、「献血推進活動」に協力して下さる方も立派なボランティアをしているということでやめました。

 

4 アイデアの実施・運営方法、地域との連携方法
1.岡山県赤十字献血センターに献血推進のためのチラシを高校生の目線で若者に訴えかけるものを作成させてもらう。困難な道かも知れないが、一人ひとりの心情に訴えかけるようなチラシを作り、高校生の意識改革につなげていく。先を見越して、報酬で動かない人、「内的モチベーション」で動ける人の育成を目指す。アンダーマイニング現象に陥らないように意識していく。


2.作成したチラシを高校のJRC部または、生徒会を通じて学校への全校生徒配布のお願いに行く。(山陽女子高校で行きます)TVや新聞のメディアの方々にも協力していただく。
また、「献血の日」(献血車両を呼ぶ日を学校ごとに設定してもらう。)


3.行して「絆のリレー」として山陽女子からスタートし、体験レポートを県下の各校のJRC部に順番に作成してもらい、それを赤十字社のブログにアップする。


4.「絆のリレー」として大学生にも協力を仰ぎ、県内の大学にチラシ配布と献血の日を大学ごとに設定してもらう。→主に学際の日に献血車両を予約していただく。(山陽女子高校で行きます)理想は、年間を通じてまんべんなくできることが望ましい。

5.血推進活動を軌道に乗せ、8月の全国総合文化祭のボランティア部門で全国へモデル活動として発表し、推進活動を全国展開にして行く。

6.献血に5回以上来た学生には「オリジナルボランティア証明書」を発行する。

 

5 期待される効果
・若者の献血率がアップして、継続的に献血に来る若者が増える。
・この活動が軌道に乗り、実績を上げれば、全国総合文化祭で全国発表をして、活動を全国に広げていく。若者力で現状を変えていける。
・献血をくれる物や食べ物が無くても自分達の問題としてするようになる。
・「献血」というボランティアで高校生・大学生が、日本の未来のために貢献していける。
・次世代教育としても大変重要な試みになる。

6 このアイデアにかける思い
・何としても献血の現状を皆の力で岡山県から変えていきたいです。
・日本の未来のためにこの試みが必要だと思います。
・単なる啓発活動では無く、高校生が自ら考え、行動しています。


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